大原孝治が率いるドンキホーテが順調
激安の殿堂として知られるドンキホーテホールディングスは、かつてカリスマ創業者として知られた安田隆夫氏から二代目の大原孝治氏へと代替わりした現在も依然として好調をキープし続けています。創業以来、28期連続の増収増益となりました。大原孝治氏は2017年6月期の決算発表に合わせて「今後も顧客最優先主義を徹底していく」とのコメントを寄せています。ドンキホーテ各店では毎日、店舗のある周辺エリアにある同業他社などの販売価格をチェックするなど、エリアごとの顧客の要望を店舗づくりに生かす戦略を進めており、顧客が欲しいものを売るという方針は以前から変わりはありません。国内向けには節約志向のなかで日用品や生活雑貨などを中心として、普段使いの小売店としての存在感を定着させている一方で、アジアを中心とした海外からの訪日外国人観光客に対しては化粧品類や医薬品を中心とした海外でも人気の高い日本の消耗品で販売に強みを維持しています。
この結果、2017年6月期の決算では、既存店売上高成長率は2.6%と好調をキープしました。大原孝治氏はインバウンドに強いドンキホーテの状況について、タックスフリー(訪日外国人向け免税措置)によって集客した顧客に対して、圧倒的な品ぞろえによるエンターテイメント性の高い店舗づくりや、海外通貨での支払いを受け付けるサービスなどによって、これまで日本人向けに行ってきた取り組みと同じように、海外から訪れた顧客に対しても利便性が高まるような取り組みを続けているだけであると、常日頃からインタビューなどに答えています。